運動の始まり
 赤い羽根共同募金運動は、昭和22年、戦後の荒廃した社会の中で生まれました。戦災孤児、失業者、海外引揚者がまちにあふれ、一方、戦災で多くの社会福祉施設が焼失し、また、免れた施設も物価の高騰などで運営が大変苦しい時代でした。
 こうした状況下で、民間の社会福祉事業を守り育成していくためには、国の施策だけでは間に合わず、そのための財源確保が急務となり、「たすけあい・自助」の精神を基調として「共同募金」が始まったのです。
   
焦土の大阪「記念誌25」より(写真提供:朝日新聞)
 

いま、なぜ運動が必要か
 戦後、国をあげての努力で社会が復興し、目覚ましい発展を遂げましたが、一方世界で例をみないスピードで高齢化社会へと移行し、老人世帯、特に一人暮らしの老人が著しく増加し、また、さまざまなハンディキャップなどで、新たな社会福祉ニーズが、ますます増大かつ多様化しています。

 社会情勢の変化とともに平成12年には、介護保険制度が施行されたのをはじめ、いま福祉諸制度の大きな改革が実施されています。
 あらたな社会福祉法では、地域福祉推進に係わる規定が設けられ、その中に位置づけられた共同募金は、時代のニーズにいち早く対応し、きめ細かく創意にみちた福祉活動を行なう民間社会福祉事業の財政的支援として大きな期待がよせられており、広く府民からのご協力を呼びかけています。
 
 

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